国土地理院は災害対策基本法の改正にあわせて、市町村指定の避難所などの記号を策定して地形図上に表示することを発表した。

この取り組みにおいて、国土地理院は、地域防災や記号デザインに関する有識者の意見を聞きながら、避難所などの地図記号を策定する。これにより最寄りの避難所などの位置を地図上で確認できるようになる。

避難所の情報は、国土地理院の提供する電子地形図や内閣府の総合防災情報システムなどで閲覧できる。

静岡大学防災総合センター教授の牛山素行氏、環境デザイナーの太田幸夫氏、新潟大学危機管理室教授の田村圭子氏の3名の有識者からアドバイスを受け、本年中には避難所などの地図記号が策定される予定。