ウェザーニューズは10月21日、北極海航路を航行する船舶へのサポート強化のために打ち上げが予定されている超小型衛星「WNISAT-1」が、打ち上げ地のロシア・ヤースヌイに到着したことを発表した。

WNISAT-1は約1ヵ月後の2013年11月21日に打ち上げが予定されている衛星で、そのサイズは27×27×27cmと非常に小さく、重さも約10kgとなっている。

WNISAT-1は2013年9月12日に日本を出発し、カナダ・トロントでの動作試験を終え、このほど、ロシア・ヤースヌイに到着した。今後、ロシアで動作確認などの最終試験を行った後、ヤースヌイ宇宙基地からドニエプルロケットによって宇宙へと打ち上げられる。

トロントでの動作試験の様子

ロシア出荷に向けて梱包されるWNISAT-1

なお、同社は打ち上げに向けて、WNISAT-1の最新情報をチェックできる特設サイトを開設している。