日立ソリューションズは10月16日、マシンデータの収集、分析、可視化を実現するビッグデータ利活用基盤ソリューションを、同日から提供開始すると発表した。
同ソリューションでは、米Splunkのマシンデータ分析ソフトウェア「Splunk Enterprise」を分析エンジンとして活用し、導入から周辺システムとの連携までをワンストップサービスにて提供する。
「Splunk Enterprise」は、サーバやネットワーク機器、業務システム、センサーなどシステムやデバイスの種類を問わず、マシンデータを収集、インデックス化することで、リアルタイムに検索できるマシンデータ分析ソフトウェア。「Splunk Enterprise」フリー版は、500MB/日までのデータ量の場合、マシンデータ解析のシミュレーションとして、無償で使うことができる。
今回、日立ソリューションズは、「Splunk Enterprise」をマシンデータプラットフォームとして、マシンデータの収集、分析、可視化を実現するビッグデータ利活用基盤ソリューションを提供するほか、オープンソース分散処理基盤「Apache Hadoop」と連携させたハイブリッドインテグレーションなどによるサービスも提供する。
「ビッグデータ利活用基盤ソリューション」の価格は、「Splunk Enterprise」がオープンで、「導入支援および周辺システム構築」が個別見積となっている。