CA Tech Kidsは10月10日、特定非営利活動法人「放課後NPOアフタースクール」と連携し、小学校での放課後プログラミング授業の開発・提供を行うことを発表した。

CA Tech Kidsは、IT人材の早期育成を目的に、サイバーエージェントとライフイズテックの合弁会社として設立された企業。同社は今年8月にiPhoneアプリや2Dゲームを開発する小学生向けプログラミングキャンプ「Tech Kids CAMP SUMMER 2013」を開催し、10月にはプログラミングスクール「Tech Kids School」を開校するなど、小学生のプログラミング学習機会の提供に取り組んでいる。

このほど同社は、子どもたちが地域でより身近にプログラミングを学習できる環境を整備するために、小学生の放課後を充実させるプログラムを提供しているNPO団体「放課後NPOアフタースクール」と連携し、授業の開発・提供を行う。

今回の取り組みでは、放課後NPOアフタースクールと提携している小学校2校で、プログラミング学習の授業を実施する。教材の開発と授業の実施はCA Tech Kidsの監修のもと行い、授業では米国マサチューセッツ工科大学で開発された学習用プログラミング言語「Scratch」を使ったゲーム開発や、iPhoneアプリなどの開発を行うという。

また、同社は授業を担当する先生をボランティアスタッフとして新たに募集し、12月に試験授業を実施するとしている。