東京駅丸の内駅舎内の東京ステーションホテルは、同駅舎の保存・復原事業の価値を広く伝えるためのWebコンテンツ「東京ステーションホテルプロジェクト」を公開した。

東京駅丸の内駅舎は、歴史的建築物であり、かつ国の重要文化財でありながら、今も活用され続ける希少な文化財。このたびの保存・復原事業には全国から集まった延べ78万人の職人と事業関係者によって、約5年の工期を経て2012年10月1日にすべての作業が完了した。

このたび公開されたWebコンテンツでは、保存・復原事業の工事に携わった職人と関係者のメッセージが掲載されている。このコンテンツの公開に際して、同ホテル総支配人の藤崎斉氏は「工事関係者の想いと保存・復原工事の意義を、多くの方々に知っていただきたい」とコメントしている。