SCSKは、MetaMojiと販売代理店契約を締結し、iPad上で手書き入力を求めるユーザーやキーボードに不慣れな顧客向けに、MetaMojiの手書き入力アプリケーション「7notes Pad for Caede」を9月25日より提供開始すると発表した。

また、モバイル開発環境「Caede」を活用し、手書き入力を使ったアプリケーションを簡単に開発できる「Caede手書き入力開発ライブラリ」も同日より提供開始する。

「Caede」は、Curl言語で開発されたソースコードからモバイルモジュール(HTML5、CSS、 JavaScript)を生成するTranslator、Framework、LibraryおよびEclipseプラグインを提供する。

「7notes Pad for Caede」は、Caedeアプリケーションと連携する専用手書きアプリケーションとして提供され、iPadのソフトウェアキーボードによる文字入力が面倒と感じるユーザーに対して、手書き認識文字入力環境を提供する。「Caede」で開発されたインタフェースを持つアプリケーションに手書きによる入力インタフェースが加わることで、これまでキーボード操作がボトルネックとなりシステム化が困難だった業務システムを実現し、ITデバイスの導入が困難であったさまざまな業務現場にもスマートデバイスの導入が可能になる。

「7notes Pad for Caede」

「Caede手書き入力開発ライブラリ」は、モバイル開発環境「Caede」で開発されるアプリケーションと「7notes Pad for Caede」とを簡単に連携する開発用ライブラリで、CaedeSDKで標準提供されているすべての入力用GUI部品からユーザーのさまざまなタッチ操作に対応し、スマートデバイス向けに手書き入力アプリケーションの開発が可能となる。

価格は、「7notes Pad for Caede」と「Caede手書き入力開発ライブラリ」をセットで、年間使用料3,000円/1デバイス(20デバイスから)。