米Oracleは9月23日(現地時間)、「Oracle Database 12c」向けの新しい「Oracle Database In-Memory」オプションにより、インメモリ・アプリケーションを拡張することを発表した。これにより、分析、データ・ウェアハウジング、レポート、オンライン・トランザクション処理(OLTP)のデータベース・パフォーマンスが高速化する。

特徴として、「Oracle Database 12c」で実行されるアプリケーションは、「Oracle Database In-Memory」オプションのメリットを自動的かつ透過的に活用でき、既存アプリケーションは、データベースの機能を維持したまま、高速化のみを行うことが可能。

また、同オプションの導入により、既存のすべてのインメモリ・アプリケーションの実行速度が向上する。

なお、同社では、プロジェクトとリソースに対する可視性をプロアクティブに提供することで失敗を回避できるように、「PeopleSoft In-Memory Project Discovery」を発表。「Oracle In-Memory Application」には、同社の「Cost Impact Simulator and Gross Profit Analyzer」と「Cost Comparison Tool」が含まれる。