日本アーキテクチュラル・レンダラーズ協会(JARA)は、2020年東京五輪の舞台となる新国立競技場のデザインを含む建築ビジュアルの展示を行う「JARA2013(建築パース2013展)」を開催する。開催日程は9月13日~9月17日、開場時間は10:00~18:00(初日は13:00から 、最終日は16:00まで)。会場は大阪市住之江区の大阪デザイン振興プラザ(デザインショーケース)(ATCビルITM棟10F)。入場無料。

同展のメインビジュアル

ザハ・ハディドが手がけた新国立競技場のビジュアル 提供:JAPAN SPORT COUNCIL(日本スポーツ振興センター)

「JARA2013」は、同協会が発足して以来、33年間続けられている建築ヴィジュアライゼーションの作品展。JARA会員の作品を中心に、海外の建築イラストレーション団体の作品も含め、約80点を展示する。加えて、2020年東京五輪の舞台となる、建築家のザハ・ハディドが手がけた新国立競技場(国際デザイン・コンクール最優秀賞作品)のCGとムービーを用いた特別展示も行われる。さらに、ポストカードのチャリティ販売や、無料の図録も用意されている。

ほか、関連イベントとして、セミナー「パースをとりまく環境2013」を開催。開催日時は9月14日 14:00~18:00。会場は大阪デザイン振興プラザ ATCビル10F(同展会場に隣接)。3DプリンターやBIMの現場でのパース、手描きの現状、スケッチアップ活用、CGパースの現場などのプレゼンテーション・パネルディスカッションなどが展開される予定。詳細は同展のWebページを参照してほしい。

なお、マイナビニュースでは新国立競技場に関するインタビュー記事を掲載しているので、こちらも併せて参照してみてほしい。