アライドテレシスとストラトスフィアが、企業のオフィスネットワーク向けSDNソリューションの分野で技術協力すると発表した。

ストラトスフィアは、SDNを活用して企業内LANを管理、制御するためのプラットフォーム「OmniSphere(オムニスフィア)」を提供し、アライドテレシスが、OmniSphere対応のスイッチ及び無線LANアクセスポイントの実証検証機を提供する。また、両社は、製品の商用化にあたり、相互接続実験をはじめ、SDNにより有線LAN、無線LANの管理を効率化するための技術検証等を共同で行う。

ストラトスフィアが2013年6月に発表したOmniSphereは、SDN技術により企業の物理ネットワーク上に 柔軟な仮想 L2ネットワークを構築することができるソリューション。OmniSphereを利用することで、 企業はオフィスフロアや拠点間を結ぶ広域ネットワークを跨いで、PC・スマートデバイス等の端末や物理サーバ及びクラウドサーバを同一の仮想ネットワークで接続・管理することができる。

OmniSphereの構成イメージ

なお、アライドテレシスは、実証検証機として、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LANアクセスポイント「AT-TQ3600」、ギガビット・インテリジェント・スタッカブルスイッチ「AT-x510-28GTX」、Top of Rackデータセンター・スイッチ「AT-DC2552XS」を、9月18日~に恵比寿 ザ・ガー デンホールにて開催される「SDN JAPAN 2013」に参考出品する。