デジタルアーツは8月20日、富士通ビー・エス・シーと、法人向けスマートデバイスのMDM(Mobile Device Management)において協業し、富士通ビー・エス・シーが展開するスマートデバイス向けセキュリティ管理サービス「FENCE-Mobile RemoteManager」のオプションメニューとして、デジタルアーツのWebフィルタリングサービス「i-FILTER ブラウザー」を10月より提供開始すると発表した。
「FENCE-Mobile RemoteManager」は、Android端末等スマートデバイス向けセキュリティ対策を一元管理するMDMソリューション。
「i-FILTER ブラウザー」は、企業で利用するスマートデバイスが外部のインターネット等にアクセスする際に、企業にとってマルウェア感染または情報漏えいの危険性を持った有害サイトへの接続を防止するほか、従業員の私的利用を抑制するWebフィルタリング機能、およびそのWebサイト閲覧ログの管理・レポート機能を搭載しているサービスとなる。
「i-FILTER ブラウザー」の主な機能として、Webフィルタリング機能では、21種90カテゴリ以上のサイトにアクセス可否を設定可能、マルウェアやウイルスに感染した場合でも、機密情報が外部に流出しないよう悪意ある誘導を遮断する「出口対策」を実現、自社の社内システムにアクセスしてもデータを端末に保存させない設定が可能となっている。
また、レポート機能では、接続サイトをカテゴリ別に分類してレポート、ユーザー単位のWebサイト利用状況をレポート、日/週/月毎のアクセス動向をレポートなどが行える。
「i-FILTER ブラウザー」のサービス対象OSは、AndroidおよびiOSで、「i-FILTER ブラウザー」は9月よりトライアル申込受付を、10月より提供を開始する。月額費用は1デバイスあたり210円からとなっている。