ソリトンシステムズは、マルチデバイス対応の独自ブラウザで安全に企業の社内システム・クラウドシステムを利用できるセキュアアクセスソリューション「Soliton SecureBrowser/Soliton SecureGateway(ソリトン セキュアブラウザ/ソリトン セキュアゲートウェイ)V1.0」を開発、8月1日より販売を開始すると発表した。

「Soliton SecureBrowser画面(上) / Soliton SecureGateway筐体イメージ(下)

本製品は、セキュリティ機能を備えたブラウザで、ゲートウェイを経由して、企業の社内システム・クラウドシステムを安全に利用するためのセキュアアクセスソリューション。

Soliton SecureBrowserは、保護された空間で動作し、端末へのデータ保存や外部へのコピーが禁止され、端末にキャッシュを残さないなどの様々なセキュリティ機能を実装しているほか、Windows、Mac、iOS、Androidに対応しているため、マルチデバイス環境でも、統一したセキュリティポリシーを適用できる。

Soliton SecureBrowserとSoliton SecureGateway間は暗号化通信を行うため、別途VPN機器を利用する必要はなく、一般的なVPNのように許可していないアプリが社内システムにアクセスすることはできない。

Soliton SecureGatewayへのアクセスには、NetAttest EPSで発行したデジタル証明書を利用した認証を利用できるだけでなく、Soliton SecureGateway接続後の各種システムへのアクセスには、Smart eGateを利用した透過的なシングルサインオンを行うことも可能。この他、ID管理や統合ログ分析などの各種ソリトン製品を組み合わせることで、構築から運用までを考慮したトータルなソリューションとして提供する。

Soliton SecureGateway(SSG-ST81-A)の本体価格は220万円から(500ユーザー使用権、初年度センドバック保守込・税別)。Soliton SecureBrowserは無償配布される。