The Apache Software Foundation

Apache Software Foundationは7月18日(米国時間)、活動が活発ではないという理由で「Apache C++ Standard Library (STDCXX) プロジェクト」の活動を終了するとメーリングリストにおいて発表した。発表に対して利用者からは反対の声も上がっている。

Apache C++ StandardLibrary (STDCXX) プロジェクト」の活動は2005年7月にははじまっており、2008年ごろまで活発に開発が実施されていた。以後活動は沈静化。2008年以降新しいリリースは実施されていない。2012年9月にプロジェクト継続に関する話題で一時期メールのやりとりが活発になったが、今回ASFとしてはサポート終了という発表となった。

GCCやLLVM Clangが最新のC++規格に対応した現在では必要性が低下しているが、Apache C++ StandardLibraryが登場した当時は高い需要があった。Apache C++ StandardLibraryは現在でも活用されているが、必要性は発足当時よりも減っているとみられる。