富士ソフトは7月17日、来年4月にサポート期間が終了するWindows XPから Windows 7/Windows 8への移行を支援する「らくらくアップグレード for Windows」の提供を、7月22日より開始すると発表した。
Windows XP のサポート期間終了まで残り9カ月と迫り、これまでのように時間とコストをかけて移行を進めることが難しくなってきた。そこで同社は、移行支援強化期間への取り組みのひとつとして、これまでのノウハウを活かして、Windows 7またはWindows 8からWindows XPへダウングレードしたPCを主な対象とした新しいアップグレードサービス「らくらくアップグレード for Windows」を自社開発。
これまでのサービスは、環境の調査・分析、データ退避、OS/アプリケーションのインストール、各種設定およびユーザデータ移行まで主に手作業だったため時間もコストもかかっていた。「らくらくアップグレード for Windows」は、環境の調査後、移行環境に合わせたDVDをPCに挿入し再起動するだけで、移行作業が完了する。OS移行、ユーザデータの移行および各種設定も同時に行う。
対象は、「Windows 7またはWindows 8をWindows XPにダウングレードしたPC」で、移行時間は最短で30分(PCのスペック、移行内容等により異なる)となっている。
参考価格は、PC 500台を移行した場合、1台あたり4,000円。
なお、アプリケーションおよびOfficeマクロの互換性検証については、別途サービスが用意されている。