キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、米SWITCH(スウィッチ)社との間で、同社製LED電球の日本国内における独占販売契約を締結し、7月17日より販売を開始すると発表した。

日本国内では、節電意識の高まりから、白熱電球からLED電球への買い替え需要が伸びているが、80/100ワット相当のLED電球や、60ワット相当以上の調光対応製品が少なかった。今回キヤノンMJが国内販売を開始する製品は、こうしたLED電球の課題を解決する製品。

販売するのは白熱電球60ワット相当の「SWITCH60」、白熱電球80ワット相当の「SWITCH80」、白熱電球100ワット相当の「SWITCH100」の3製品。いずれも価格はオープンだが、市場想定価格はそれぞれ、8,480円、10,480円、11,480円。7月17日よりBtoB向けの販売を開始し、店頭販売は9月1日を予定している。

「SWITCH60」

「SWITCH80」

「SWITCH100」

SWITCH社製のLED電球は、従来の空冷タイプのLED電球とは異なり、電球内に充填した液体シリコンの対流を利用し電球を冷却する独自の液冷技術「LQD COOLING SYSTEM」を採用。LED電球から出る熱を効率的に逃がすことで冷却効率を向上させており、白熱電球100ワット相当の光量を実現している。

「LQD COOLING SYSTEM」

また、LED素子劣化の原因となる熱を抑えることで長寿命を実現し、3年無償保証付きで提供する。

さらに、光の広がる角度(配光角)290度により、白熱電球と同等の明るさと温かい質感を演出できることに加え、白熱電球60ワット相当以上の製品では珍しい調光対応を実現している。

白熱電球により近い"広がる光"を実現

キヤノンMJは、ホテルや店舗、商業施設から工場や倉庫、一般消費者にいたるまで、既存のBtoBおよびBtoCの販売チャネルを活用して拡販していく。

製品ラインナップ