アシュラスコープインスタレーションは、プロジェクションマッピングにおける同社の特許技術「Motion Space 2.5D」を発表した。
「Motion Space 2.5D」はグラフィックに合わせたマッピングを行うことで、従来のプロジェクションマッピングに比べて高い表現力を実現する新技術。グラフィックと映像を組み合わせた演出を行うため、映像を投影していない時も広告として成り立つのが特徴のひとつで、例えば昼は謎が込められたポスター、夜はその謎が解けるといった、今までにない企画も可能となっている。
さらに同技術では、通常プロジェクションマッピングで使う特殊なコンピュータを不要とすることで、ローコスト化を実現。同時に専門のオペレーターも不要となるため、店舗や美術館などにおける常設設備としても最適とのこと。また、あらかじめコンテンツ再生の指示を入力しておくことで手軽に管理することもできるため、昼と夜/平日と週末/平常時とイベント時など、客層やシーンによって演出を即座に変更できるデジタルサイネージとしての利用も可能となっている。