NTTデータとNTTデータ・グローバル・テクノロジー・サービス・ジャパン(以下、GTSJ)は、これまでに蓄積したアジャイル開発の技術力とノウハウを活かし開発したアジャイル開発の実践型研修プログラム「グローバル・アジャイル・エクスペリエンス研修」の販売を6月1日より開始すると発表した。

「グローバル・アジャイル・エクスペリエンス研修」研修スケジュール概要

従来、ソフトウエア開発ではシステム要件を最初に確定してから開発工程を順に追っていくウォーターフォール開発が主流な手法だったが、IT市場のニーズが多様化し、ビジネス環境の変化するスピードが加速している昨今、ニーズに合致したITシステム・サービスを少しでも早く提供していくことが求められており、日々の変化をタイムリーに取り込めるアジャイル開発への関心が高まっている。

NTTデータでは、このたびアジャイル開発の技術力・ノウハウを活かし、GTSJと共同でこれまでの取り組みをさらに拡大した8週間の実践型研修プログラムを開発した。

同研修プログラムは、アジャイル開発およびクロス・カルチャー・コミュニケーションについて日本国内で1週間の研修を受講した後、インドのプネ市にて1週間のビジネスイングリッシュクラスと6週間のアジャイル開発実践を行う、計8週間の研修プログラム。アジャイル開発の実践経験を積めるだけでなく、外国人メンバーとの協働を通じたグローバル環境でのビジネス経験も積むことができる。

参加条件は、2年以上の開発経験(推奨)、TOEIC700点以上(推奨)。

NTTデータグループでは、グループ内のアジャイル開発人材を育成するほか、大学やユーザー企業の人材育成の場を提供することで、国内ユーザー企業におけるアジャイル開発の採用を促進。本研修プログラムを通じた売上高は、2015年度までの2年間で3億円を目指す。