コムスクエアは、異なる監視マネージャー同士の情報の集約・統合管理を実現する「パトロールクラリス(PATROLCLARICE)統合アラートビュアー」を新たに2013年6月末より展開すると発表した。
一昨年より、自社基盤以外のインフラシステムやWebサービスの運用アウトソースにて、OSSの監視マネージャーを活用し、複数の拠点、複数の監視対象から大量に障害を検知した際、重要な監視内容やキーワードをパトロールクラリスで統合運用したいという顧客からの要望が増えていたが、すでに始めた監視を停止する事無く、新しい監視マネージャーへ移行する事は容易ではない。
そこで、問い合わせの多かったOSSの監視ツール(Zabbix、Nagios)と複数のパトロールクラリスの障害情報をエージェントレスで収集・集約、可視化を行う仕組みとして開発。
同ソリューションの導入により、課題を解決し、運用の省力化とコスト削減に貢献する。導入によるメリットは、「複数の監視マネージャーの障害情報を一元管理するマネージャーオブマネージャー」、「柔軟性のある高度なビューのカスタマイズ、障害情報の置き換え機能を登載」、「障害情報と連携して様々な管理に役立つ、カスタムカラム機能を搭載」、「設定内容と権限管理ができるユーザー管理機能を登載」、「他社監視製品の障害情報との連携(有償カスタマイズ)にも対応」。
初回リリースにおける製品の連携範囲は、OSSの監視ツール(Zabbix、Nagios)と複数のパトロールクラリスの障害情報の集約・一元管理を提供するが、その他、基盤導入が多い他社の監視製品の収集・一元管理を実現するバージョンアップ(有償)やオプション展開(有償)を行っていく。