ヤマハは、日本および中国市場で販売されているネットワーク製品について、タイ・マレーシアでも2013年6月から販売を開始する。対象となるのは、ギガアクセスVPNルータ「RTX810」、RTX810と連携して制御可能なレイヤー2スイッチ「SWX2200-8G」「SWX2200-24G」の3製品。

「RTX810」

「SWX2200-24G」

昨今、ASEAN諸国の経済成長は著しく、特にタイ・マレーシアの両国は光回線への移行期にあって、業務用途での安定したネットワークインフラへのニーズが高まっているという。

この背景から、ヤマハは国内でも中小企業向けの拠点用VPNルータ RTX810を両国に投入し、拠点間での安定したネットワークを提供する。また、RTX810と連携して「ネットワークの見える化」を実現するSWX2200-8G、SWX2200-24Gを同時展開し、効率的なネットワーク設定・管理を提案していく。また、現地に進出している日本企業においては、各国間で同じヤマハネットワーク製品を用いることにより、各拠点での管理・設定が容易になるという。

ヤマハでは、今後もタイ・マレーシアのネットワーク製品・サービスへのニーズを的確につかみ、さらには周辺諸国への展開も視野に入れたいとしている。