リコーは17日、産業分野における印刷需要拡大への対応を狙い、インクジェット関連技術の外販事業を強化。そのために、これまで国内外のグループ会社に分散していた関連事業を機能統合すると発表した。

同社によると、事業強化の狙いとして、産業分野におけるインクジェット関連技術の外販事業は、インクジェット技術の応用が拡大するにつれ今後さらなる成長が見込まれているため、この成長市場に対して、事業を強化するという。

事業強化の一環として、4月1日に「IJソリューションセンター」を発足。これまでリコーおよび複数のグループ会社に分散していた同関連事業を機能統合することで、グループの力を結集する。

同社では、2016年度における同事業での売り上げ300億円規模を目指すとしている。