ゾーホージャパンは4月10日、クラウド型顧客管理サービス「Zoho CRM」の4つの新機能を発表した。
「Zoho CRM」は、月々で換算すると1,440円からはじめられるクラウド型顧客管理サービスで、今回、発表された新機能は、「BCC Dropbox」、「モバイル版メールマグネット」、「カスタム関連リスト」、「LiveDesk連携」の4つ。
「BCC Dropbox」は、ユーザーが顧客宛に送信したメールを、「Zoho CRM」内の顧客データに取り込むことができる機能。ユーザーは「Zoho CRM」から発行される専用のメールアドレスを取得し、それをBCCに追加した状態で顧客宛にメール送信し、この時、「Zoho CRM」には、添付ファイルも含めたメール情報のコピーが自動で保存される。
「モバイル版メールマグネット」は、顧客から自分宛に送信されたメールのみ、磁石で吸い寄せるように「Zoho CRM」内で選別できる機能で、「Zoho CRM」のiPhone/iPad/Androidアプリからも利用できるようになった。
「カスタム関連リスト」は、「Zoho CRM」と外部サービス(データベース)を連携させるための機能で、これにより、「Zoho CRM」の外部で管理している顧客データを呼び出し、「Zoho CRM」内の「見込み客」、「連絡先」、「取引先」、またはその他の画面に表示することがきる。
「LiveDesk連携」は、チャットボックスをWebサイトに埋め込み、オンラインチャットによる顧客サポートを提供でき、「Zoho CRM」と連携したことにより、Zoho LiveDeskの画面から「ZohoCRM」に「見込み客」「連絡先」「タスク」を追加できるようになった。
BCC DropBox連携は、「Zoho CRM」のプロフェッショナル/エンタープライズプラン、カスタム関連リストは、「Zoho CRM」のエンタープライズプランで利用でき、モバイル版メールマグネットを利用するには、「Zoho CRM」のメールオプションおよびモバイルオプションの購入が、LiveDeskを利用するには、Zoho LiveDesk有料プランの購入が必要。
「Zoho CRM」の価格は、それぞれ1ユーザー1年あたり、プロフェッショナルプランが1万7,280円、エンタープライズプランが3万6,000円、モバイルオプションが4,320円、メールオプションが4,320円となっている。