ソフトバンクグループのBBソフトサービスは、2013年3月度のインターネット詐欺レポートを発表した。同リポートは、同社のセキュリティ対策ソフト「Internet SagiWall(インターネットサギウォール)」が検出・収集したデータをもとにしたもの。
発表によると、3月度の調査におけるインターネット詐欺サイトの検知数は48万5766件で、前月比1.0%増。詐欺サイトの種類は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが97.9%を占め、フィッシング詐欺サイトが0.4%、マルウェア感染サイトが0.8%、有料ソフトウェアの購入を誘導するボーガスウェアの配布サイトが0.5%、アプリケーションなどの脆弱性を悪用したWebサイトが0.2%となっている。
また同レポートでは、懸賞サイトやプレゼント当選をうたって個人情報を入力させるWebサイトや、違法な偽ブランド品を安価で販売するWebサイトなどが、今回検知された悪質サイトの実例として紹介されている。
賞品当選をうたう悪質サイト |
偽ブランド品詐欺サイト |