Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

先月の段階で、GoogleがChromeの将来のバージョンでGoogle Nowの機能を統合する可能性があることが報道されたが、Chromeの開発版にこれに関係するとみられる機能が登場した。Chromeの開発版であるChrome Canaryで「chrome://flags」を表示することで確認できる。この機能は追加されたばかりで、実用的に使える段階には至っていないものとみられる。

Google Nowは2012年、Android向けに登場したサービス。Googleの検索機能を強化したようなサービスで、ユーザの行動データをベースにより関連性の高いと推測されるデータを提供するというもの。動作としてはiOSのSiriと比較されることが多いが、位置情報やユーザの行動履歴を積極的に活用するなど、よりインテリジェントな面が強いサービスといえる。

Chromeの開発版Chrome Canary

実験的な機能としてGoogle Nowに関連するとみられる機能が表示されるようになった

ChromeにGoogle Nowの機能がマージされた場合、Chromebookで提供されているような機能がChromeでも利用可能になるものと見られる。Ominibox (Chromeのアドレスバー)における検索がよりインテリジェントになるほか、位置情報のより進んだ活用が実施されるものとみられる。