シュナイダーエレクトリックは、次世代型ラックマウントPDUシリーズ「Switched Plus」に新たに100Vにも対応した「AP8659」の発売を、3月28日より開始すると発表した。

次世代型ラックマウントPDUシリーズ「Switched Plus AP8659」LCD による表示(左) 正面/背面(右)

同シリーズは、アウトレットごとの電流(A)と電力(W)を測定でき、PDU全体では電圧(V)、電流(A)、電力(W)をLCDおよびWeb管理画面で、さらに消費電力量(Wh)をWeb管理画面で、ネットワーク経由でリアルタイムモニタリングが可能なインテリジェントな機能を備え、ユーザーが使用している各機器の電力使用状況を容易に確認できる。

今回、新たに発売となる「AP8659」は、アウトレットごとの電流、電力を本体に備え付けられたLCDで、リアルタイムでモニタリングでき、本体部分は業界最薄となる51mmを実現、省スペース化を促進すると共に、ラック内のその他の機器への干渉を避けることができる設計となっている。

また、温度・湿度センサー(別売)によってリアルタイムで環境を監視、モニタリング監視の数値については、アラームのしきい値をリモートでカスタマイズ設定できる。

さらに、遠隔でアウトレットごとのOn-Off操作ができ、IT管理者は、未使用のアウトレット電源を落とし、特定のアウトレットの使用を制限することによって過電流の発生を防ぎ、追加機器のアウトレット使用を管理。複数PDU のアウトレットをグルーピングする機能を持ち、複数PDUをすぐに電源復帰することが可能となる。

製品は、入力電圧100V/200V、出力電圧100V/200V、質量6.09kg、外形寸法W56×H1,829×D51mm。価格は12万120円。