SCSKは27日、ネットワークを流れるすべての通信データを記録、保存、証跡化し、記録した通信データから障害の分析、不正アクセスの追跡やサイバー攻撃の分析を行い、企業や組織の情報漏洩を抑止するフォレンジック機能を有するNIKSUN,Inc.のオールインワンネットワークアナライザ「NIKSUN Intelliシリーズ」ニクサン インテリシリーズ最新モデル「NIKSUN IntelliDefend-430HRモデル」ニクサン インテリディフェンドを同日より提供開始すると発表した。

「NIKSUN IntelliDefend-430HRモデル」 画面イメージ

「NIKSUN IntelliDefend-430HRモデル」は、最新のハードウェアを採用し、近年のデータセンター集約型のシステムも容易に分析できる製品。「NIKSUN IntelliDefend-430HRモデル」が備える大容量メモリと高速ストレージによる連続通信記録は、確実なネットワーク可視化とトラブルシューティング環境を実現し、あらゆるネットワークエンジニアにとって分析しやすい環境を提供する。

従来の「NIKSUN Intelliシリーズ」の機能を踏襲し、24時間365日連続稼働可能なハードウェアとなり、ネットワークの可視化および安定運用を強力にサポート、1ユニットサイズにネットワーク可視化とトラブルシューティング機能を凝縮したオールインワンのネットワークフォレンジックアナライザとなっている。

さらに、ハードディスク容量を1テラバイトへ拡張、長期間のパケットキャプチャを実現。消費電力を抑えることができる。

製品スペックは以下の通り。

  • ストレージ:1テラバイト

  • 寸法 W426×H43×D356mm

  • 重量:5.8キログラム

  • 電源:100-240V 2A(AC電源)

  • キャプチャI/F 100/1000Base-TX×1ポート

  • 管理用I/F 100/1000Base-TX×1ポート

  • 価格は「NIKSUN IntelliDefend-430HRモデル(1テラバイト仕様)」168.8万円(税別)

  • 販売目標:1年間で3億円

同社では、通信事業者、データセンター事業者、セキュリティ事業者、官公庁、金融機関、電子商取引事業者などを中心に、一般の企業を含め販売を強化していく。