鹿児島県大島郡与論町教育委員会、NTT、コンテンツ経営研究所(韓国)は、2月25日より鹿児島県大島郡与論町内の3小学校の協力を得て、ゲームと教育カリキュラムを融合させたオンライン協働学習教材「Gラーニング」の実証実験を実施すると発表した。

Gラーニングは、ゲーム基盤上で、教科カリキュラムに沿った学習を行う仕組み。遊びながら、楽しく、夢中になって学べる、構成主義に基づく学習、または自己主導学習を体験できるというメリットがあるという。

実際の画面イメージ

今回の実証実験では、韓国、米国、ベトナムなど海外の教育現場で高い評価を得ている、オンラインを活用した学習用デジタル教材「Gラーニング」の、日本の公教育現場における有効性を検証する。また、トライアルを通じて、児童が楽しみながら学べるデジタル教材の確立に必要な知見や、デジタル教材を使った教育に必要な運用ノウハウの蓄積を目指す。

実施期間は、2月25日~3月14日までで、各小学校10-12時限を活用。対象教科は4年生の算数で、インターネット回線、オンライン教材、プロジェクタ、ノートPC(1人1台)などを利用する。

実証実験では、与論町教育委員会がフィールドの提供、学習教材の監修、NTTが運営管理全般及び日本語化対応等各種カスタマイズなどを行い、コンテンツ経営研究所がコンテンツ開発、各種運営支援などを行う。