シャープは1月28日、薄型の60V型液晶ディスプレイを50台使用した大規模なサイネージシステムを、JR博多駅構内のメインコンコースに納入したと発表した。

同システムは、本体の奥行を従来機に比べ60%以上スリム化した液晶ディスプレイ「PN-R603」を採用し、四方をガラスで囲われた26本の柱の内側に、液晶ディスプレイを吊り下げた状態で設置する。

JR博多駅コンコースの大規模サイネージシステム

コンテンツの配信や表示については、コンテンツ配信/表示システム「e-Signage Pro」を活用し、液晶ディスプレイの設置場所や時間帯に応じて、表示内容を細かく切り替えることができるという。

同システムは、今後、博多駅を利用する利用者に向けた情報発信に活用される予定で、運用開始は1月28日からとなっている。

なお、採用された液晶ディスプレイ「PN-R603」の主な仕様は、液晶パネルが60V型ワイド(対角152.5cm)「UV2A技術」搭載液晶、最大解像度が1,920×1,080ット、最大表示色が約10.6億色、外形寸法が約W1,378×D39.4×H794mm、質量が約32kgとなっている。