決済サービスを提供するゼウスとiPadやiPhone/iPodTouchを用いたPOSシステム「スマレジ」を提供するプラグラムは1月18日、iPadやiPhone/iPodTouchを用いたPOSシステム「スマレジ」に新たなイヤホンジャック差込タイプのカード決済機能を搭載したと発表した。

スマレジは、大型レジスターや店舗サーバを必要としない、新しいPOSシステムで、インターネット接続環境下であれば、商品データや在庫データをCSV形式でインポートすれば、すぐに利用可能。また、手軽に導入できる一方で、レジ基本機能や販売管理機能のみならず、複数店舗のリアルタイム売上一括管理や棚卸や店舗間移動などの本格的な在庫管理機能をオプションとして用意しており、総合的な小売業向けシステムとして利用することもできる。

POSシステム「スマレジ」

スマレジはゼウスとの連携により、2012年2月にiPhone4または第四世代iPodTouchを用いたクレジットカード決済を実現。2012年12月時点で、18社29店舗の顧客に利用されている。しかし、これまでの実現方式では 利用端末がiPhone4または第四世代iPodTouchに限定されることと、カード読取機器が高価であるという課題があった。

今回の機能拡張により、クレジットカード読み取り部分にイヤホンジャック差込タイプ(IDTECH製)を選定、iPadやiPad mini、iPhone5、新型iPodTouchなど、あらゆるiOS機器のさまざまな形状に対応できるようになり、新型カード読取機器の価格が旧来と比較して約10分の1となる。クレジットカード決済は、クレジットカードをはじめとした決済サービスを提供するゼウスと連携し、高セキュリティ決済機能を実現した。

POSシステム「スマレジ」イヤホンジャック差込タイプのカード決済機能