オートックワンは1月11日、大学生を中心とする学生を対象に、クルマに関する意識調査を実施、その結果を発表した。

調査の実施期間は2012年12月20日から12月22日までの3日間で、アンケート方法はインターネットリサーチ。有効サンプル数は824(全国男性/18-28才/専門学校生、短大生、大学生、大学院生 412。全国女性/18-28才/専門学校生、短大生、大学生、大学院生 412)となっている。なお、回答者の内訳は、専門学校生5.9%、短大生1.9%、大学生83.4%、大学院生8.7%。

調査結果によると、学生の7割近く(67.2%)は免許取得者で、そのうちの26.9%はクルマを持っていないと回。また、家族名義のクルマはあるが運転しないという人が17.5%おり、2つ合わせた「いわゆるペーパードライバー」がほぼ4割強(44.4%)いることもわかったという。

免許の取得状況と免許取得者のクルマの所有形態

また、全体の3割強(32.8%)を占める免許未取得者に今後の取得予定を調査した結果、4割以上(43%)は4年以内に取得予定と回答したが、当面免許を取る予定はない、免許はとらないと回答した未取得層も2割近く(19.2%)存在した。

クルマが欲しいと思うかについては、学生の6割以上(63.0%)が、クルマが欲しいと回答しており、男子学生においては7割近く(69.9%)となっている。一方で、クルマは欲しくないと回答した層(37.0%)も存在し、欲しくない主な理由としては、、価格が高い(37.7%)、クルマのことをよく知らない(36.1%)、クルマに価値を感じない(18.7%)などがあげられた。

若者が欲しくなるクルマのポイントを聞くと、、1位「低燃費で環境性能が高い」(64.6%)2位「乗り心地がよく居住性が高い」(50.0%)、3位「コンパクトで乗り回しが良い」(38.3%) となった。

若者が欲しくなるクルマのポイント

また、クルマについて詳しいかという問いに対しては、詳しくないと回答した人(あまり詳しくない、まったく知らないとの回答含む)は全体の7割強(75.3%)となり、女性では8割強(86.6%)に及んだ。

「クルマに詳しい=クルマ好き」と連想したとすると、身近にそうした人がいるかとの問いに対しては、7割近く(68.6%)の人が存在すると回答し、その内訳は、男女ともトップは父親という結果(全体43.3%、男性41.7%、女性44.9%)となった。

クルマ好きの人の印象については、「普通」と回答した人が最も多く(58.4%)、クルマの運転に自信があるかに対しては、「あまりない」「まったくない」合わせて5割近く(49.0%)が、自信がないと回答している。

また、運転の中で苦手と思うものについては、1位「縦列駐車」(73.1%)、2位「雪道走行(66.8%)、3位「車庫入れ」(59.4%)となっている。

運転の中で苦手と思うもの

クルマに詳しいと思う有名人については、1位が「所ジョージ」、2位「哀川翔」、3位「堂本光一」という結果で、以下、近藤真彦、GACKT、石田純一、片山右京、木村拓哉、ビートたけし、テリー伊藤、唐沢寿明、おぎやはぎと続く。

クルマに詳しいと思う有名人