インターリンクは12月18日、同社が参加した新gTLD(ジェネリック・トップレベルドメイン)の審査順抽選会の結果を公開した。同社は新gTLDとして「.moe」などのドメインを申請しており、今回その審査順位が決まった。
gTLDに企業名や団体名、一般名称などが使用可能になる今回の拡張に伴い、ドメイン名の管理団体であるICANNは、今年1月12日から5月30日にかけて新gTLDの申請受付を行ってきた。
ICANNは申請を受けた各ドメインの審査順を決めるために、ロサンゼルスで現地時間12月17日(現地時間)に抽選会を実施し、同社も含めた申請企業が参加した。
抽選会ではクジ引きによって審査順が決まり、同社の申請した新gTLDのひとつである「.moe」は、全申請件数1917件中、745位の審査順に決まったという。
その他、日本発の新gTLDや、日本語を含む新gTLDの主な審査順位は以下の通り。なお、審査順位の1~107位まではアルファベット以外の文字を使った国際化ドメイン名が対象となるIDN部門、108~1766位はアルファベット部門、1767位以下は抽選会の参加しなかった新gTLDが対象となっている。
【IDN部門】
- 「.ストア」2位
- 「.ファッション」12位
- 「.アマゾン」24位
- 「.みんな」34位
- 「.クラウド」53位
- 「.通販」59位
- 「.食品」70位
- 「.書籍」95位
- 「.家電」97位 など
【アルファベット部門】※( )内は申請した企業・都市
- 「.DNP」4位(総合111位、大日本印刷)
- 「.otsuka」50位(総合157位、大塚ホールディングス)
- 「.tokyo」92位(総合199位、東京)
- 「.bridgestone」138位(総合245位、ブリヂストン)
- 「.okinawa」187位(総合294位、沖縄)
- 「.docomo」215位(総合322位、NTTドコモ)
- 「.pioneer」325位(総合433位、パイオニア)
- 「.nico」436位(総合533位、ドワンゴ)
- 「.nagoya」458位(総合565位、名古屋) など
なお、今回決定したのはあくまでも審査順であり、実際にリリースされる順番は異なる可能性がある。