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Springチームは13日(米国時間)、Spring Frameworkの最新版となる「Spring Framework 3.2」を公開した。Spring Frameworkはエンタープライズ向けのアプリケーション開発フレームワーク。Spring Frameworkを利用することで、エンタープライズクラスのJavaを活用したシステム開発において開発効率の向上を実現できる。
Spring Framework 3.2はちょうど一年前に公開されたSpring Framework 3.1以来のアップデートリリースとなる。Spring Framework 3.2の主なハイライトは次のとおり。
- Java SE 7/OpenJDK 7の対応を改善し、CGLIB 3.0、ASM 4.0、AspectJ 1.7に対応
- フレームワーク全体での同時実効性を向上
- @Autowired及び@Valueアノテーションの追加
- カスタム構築が可能な@Bean定義のアノテーションをサポート
- Servlet 3ベースの非同期要求処理のサポート
- Spring MVCテストフレームワークを追加
- MVCテストフレームワーク内に新たなテスト機能を追加
- JCache 0.5(JSR-107)を初期サポート
他にもソースコード管理にGitHubの採用やGradleベースのビルドシステムへの変更、@RequestBodyの改善など様々な拡張や修正が実施されている。Spring Frameworkのソースコードは、Apache v2ライセンスのもとGitHubで公開されている。3.2のバイナリパッケージはプロジェクトページから取得できる。