産業能率大学は、従業員数が10人以上の企業経営者を対象に、2012年の最優秀経営者が誰かを尋ね、その結果を「社長が選ぶ 今年の社長」として発表した。調査は、11月22日から12月4日までの13日間、インターネット調査会社を通じて565人の経営者を対象に行われた(有効回答445)。

それによると、日本航空の再建の手腕が評価され稲盛和夫氏(日本航空)が113票で1位になり、2位は昨年1位だったソフトバンクの孫正義氏で108票、3位はユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正氏(47票)と続く。

「社長が選ぶ 今年の社長」

また、来年(2013年)の動向に注目する会社を自由回答(1社のみ)で尋ねたところ(有効回答373)、1位は経営再建中の「シャープ」で50票、2位に「パナソニック」、5位に「ソニー」が入っており、テレビを主力としてきた3社の今後の行方が注目されている。

社長が注目する来年の会社