サテライトオフィスは11月28日、Google Apps for Business(以下Google Apps)において、Google カレンダーのデータを他システムと連携できるインポート / エクスポートツールを無償提供すると発表した。同社はGoogle Appsの販売代理店で、Google Appsの導入支援としてシングルサインオン機能、ワークフロー機能などを無償提供している。
カレンダーデータの連携機能は、同社の提供するGoogle Apps「管理者一括ツール」の一機能として提供される。同機能を使うことでカレンダーデータの一元管理が可能になり、Google カレンダーを通じてPC / スマートフォンから既存システムのカレンダー情報を見られるほか、PC / スマートフォンから登録したカレンダー情報を他システムに取り込むこともできる。
「管理者一括ツール」はカレンダー機能のほかにも、メール / ドライブ / ドキュメント / WebサイトカスタマイズといったGoogle Appsのサービスを、より便利に利用するための機能を提供している。
【Google Apps 管理者一括ツールの機能】
●カレンダー機能制御系
- メールでカレンダー登録、閲覧
- CSVによるカレンダーデータ連携
- 会議室(リソース)等の重複スケジュール一覧
- 重複スケジュールのスケジュール削除・ユーザー通知
●メール機能制御系
- POP / IMAP設定一括変更
- メールの署名一括変更
- メール転送設定一括OFF、一括転送先変更
- メールのラベル一括作成
- Google Appsのパスワード・次回パスワード変更フラグ一括変更
- メールのフィルター一括作成
- 各メンバーの差出人設定 & 転送先設定を管理者の方で一覧表示・変更
●ドライブ、ドキュメント機能制御系
- ドキュメント一括アップロード、ダウンロード
- 全社員ドキュメント一覧作成、アクセス権一覧作成
- Googleドライブのフォルダ自動作成・一括で権限付与
●Webサイト機能制御系
- Googleサイト一覧作成、アクセス権一覧作成
- 既存掲示板データのGoogleサイトへの一括アップロード
- 既存ドキュメントをGoogleサイトのキャビネットページに一括アップロード
- Googleサイトのデータダウンロード、アップロード
- Googleサイトのお知らせデータ、一括削除・一括移動
- ノーツ掲示板データをGoogleサイト(お知らせページ)に一括アップロード