Googleはこのほど、Webサイト上のタグを管理する「Googleタグマネージャー」について日本語インタフェースをリリースした。Googleタグマネージャーは無料で提供されており、公式サイトから利用できる。

Googleタグマネージャーは10月から提供が開始された機能で、オンラインマーケティング向けWeb解析サービス「Googleアナリティクス」やWeb広告サービス「Google AdWords」などで利用する各種タグ(コード)をWeb画面で一元管理できるツール。テンプレートを利用して簡単にタグを実装することが可能で、定形以外のタグのテンプレート登録も行える。なお、それぞれのタグは非同期で実行され、タグ同士が影響を受けず、ページの読み込みが遅くならないようになっている。

また、タグを実装する際にプレビューモードでエラーを確認できるほか、デバックコンソールやバージョン管理機能で、新しいタグがWebサイトに問題を引き起こさないかを事前に調べられる。

今回、Googleタグマネージャーに日本語のインタフェースが提供され、日本のユーザーにとってより使いやすくなった。同社はさらに、「強力な新機能」を今後数ヵ月の間に追加する予定であるともしている。

日本語インタフェースの画面イメージ