豊田自動織機は10月22日、フォークリフト用アタッチメントの製造・販売事業の大手である米カスケードを買収すると発表した。TOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化する。買収総額は約7億59万ドル。

豊田自動織機は買収のため、買収子会社インダストリアル コンポーネント アンド アタッチメントⅡ(以下、ICAⅡ)を米国デラウェア州に設立。

公開買い付け終了後、ICAⅡを消滅会社とし、カスケードを存続会社とする合併を実施。カスケードは豊田自動織機の連結子会社となる。

カスケードはフォークリフト用アタッチメントを手がけており、豊田自動織機は今回の買収により、新たにアタッチメントを加えて事業領域を広げ、産業車両事業の拡大を図るとしている。