経済産業省とデジタルコンテンツ協会は、デジタルコンテンツ分野で活躍する研究者やクリエイター、企業関係者などを対象としたイベント「デジタルコンテンツEXPO2012」を、日本科学未来館(東京・青梅)にて開催する。開催期間は10月25日から27日までの3日間。入場は無料。

本イベントでは、CG(コンピュータグラフィックス)や3D(立体視)、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)などのデジタル技術を活用した58点の作品を体験できる企画展示のほか、世界の第一線で活躍するクリエイターや研究者によるシンポジウムやセミナー、ステージパフォーマンスなど27のセッションが実施される。

予定されるセッションは、建築家・隈研吾氏やアニメーション監督・細田守氏らが登壇するシンポジウム「ASIAGRAPH 2012 匠(たくみ)賞・創(つむぎ)賞 授賞記念シンポジウム『日本の表現は世界に通用するか?』」をはじめ、CGディレクター・片塰満則氏によるセミナー「アニメーション・マスター・クラス2012 『造型監督の仕事』」、2012年イグノーベル賞(音響学賞)を受賞した「SpeechJammer」の開発者である栗原一貴氏らによる講演、映画監督・アダム ラヴェッチ氏による3Dドキュメンタリー映像セミナーなど。なお、いずれも事前申込みが必要となっている。詳細は同イベントWebサイトまで。