三協立山は10月10日、復原工事を終えた東京駅丸の内駅舎のほぼ全数に当たる450窓の建具工事を納入したと発表した。

納入したのはs「東京駅専用ビル用サッシ」で、アルミ製窓のすべてに相当する450窓に採用された。450窓の内訳は、両開窓が324窓、上げ下げ窓が126窓となっている。

同社では、工事の基本方針に沿うよう創建当時の資料などを基に復原作業を行ったとしている。

なお東京駅の復原工事は、駅舎の姿を創建当時の姿に戻すこと、重要文化財としての価値を損なわず修復すること、今後100年先まで活用する施設となることを基本方針として進められた。