インフィニシスは、写真から物を削除できるソフト「インペイント」の新バージョン(インペイント 4.7)を、同社通販サイト「Shop Infinisys」にて販売している。オンライン版のみの発売となり、価格は個人版が1,590円、ビジネスライセンスが3,980円。10月10日までは特別価格が適用され、個人版は1,113円、ビジネスライセンスは2,786円で販売される。

背景の道路と草の境線をガイドラインで指定し車を消すと、道路のフチが整った状態になる「ガイドライン機能」

人、車などが撮影したい風景の邪魔になる場合に活用できる「マルチビュー」機能

同ソフトは、写真から不要な物を消すためのソフト。マウスで消したい物の上に色を付け、ボタンをクリックするだけで、対象物を消すことができる。消えた物があった場所には周りの色と模様を塗りつぶして隠すため、消した物の気配はほとんど残らないという。人物から日付のスタンプ、電線、顔のしわ、吹き出物など、さまざまな物の削除に対応している。

新バージョンからの変更点として、OS X Mountain Lion 10.8への対応、写真修正処理の強化、自動選択ツールの強化、メモリー管理の改善が挙げられている。

動作環境について、Mac版はMac OS 10.6以上(Intel Macのみ)、Windows版はWindows XP/Vista/7となっている。なお、同ソフトには無料体験版も用意されているが、加工した写真の保存ができない仕様となっている。