日立ソリューションズは9月18日、統合メールセキュリティアプライアンスサーバ「Messaging Gear」に対応したメールボックスオプションの発売を、9月19日から開始すると発表した。価格はオープン。
「Messaging Gear」は、Sendmail社の「Sentrion」を搭載したアプライアンスサーバで、メール配送エンジンやセキュリティ機能を提供する。これまで、スパムメールを防止するメール流量制御機能、ウィルス対策やスパム対策機能を含むコンテンツフィルタ機能など、セキュアなメール配送を実現してきた。
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「Messaging Gear」 |
追加されたメールボックスオプションは、POP/IMAPサーバソフト「Sendmail MailCENTER」をベースにしており、「Messaging Gear」にメールボックスオプションを組み合わせることで、メールの配送から保存までを1台のサーバでできるようになる。
主な特徴として、1台のサーバで複数のドメインを運用できるPOP/IMAPサービスがあるほか、LDAPディレクトリサービスで複数のドメインのユーザー情報を集中管理できる。
また、ドメイン単位やユーザー単位で、サーバのメール転送や不在通知処理などのメールフィルタを設定でき、同報メールなどのデータを1つにまとめて管理する重複排除機能を搭載している。
そのほか、Messaging Gearオプションには、CommtouchのIPレピュテーションサービスと連携するスパムメールの流入防止を実現する「メール流量制御IPレピュテーションオプション」、McAfeeのウィルス対策エンジンを内蔵する「ウィルスメール対策オプション」、Cloudmarkのスパムメール対策エンジンを内蔵する「スパムメール対策オプション」、メールフィルタをベースとしたスパムメール隔離を行う「「スパムメール隔離オプション」がある。
