「Poser Pro 2012」日本語版パッケージ

イーフロンティアは22日、米国Smith Micro Softwareの3Dキャラクタ作成ソフト「Poser Pro 2012」の日本語版発売を発表し、同社Webサイトにて予約を開始した。発売日と価格は、ダウンロードが8月31日で3万8,000円(9月20日までは10%オフ)、パッケージが9月21日で4万5,800円。いずれもWindows / Mac OS Xハイブリッド。

同ソフトは、プロのアーティストやプロダクション向けの3Dキャラクタ作成ソフト。3Dキャラクタコンテンツのポージング、アニメーション、リギングを簡単に行える直感的なツールが用意されているほか、ノードベースのマテリアルシステム、ダイナミックヘアー、ダイナミッククロス、モーフ作成ブラシ、顔写真の位置調整などのツール、読み込んだ音声ファイルで音と口の形を合わせるリップシンク、歩いたり走ったりするアニメーションサイクルの作成といった自動化ツールも揃っている。

レンダリングは静止画と動画の両方に対応し、フォトリアル、またはスケッチ風の表現が可能。付属する「PoserFusionホスティングプラグイン」を使うと、ポーズやアニメーションを設定したキャラクタやシーンを「3ds Max」「Maya」「CINEMA 4D」「Lightwave 3D」に組み込むことができ、ゲームエンジンや「Photoshop」「Softimage」「SketchUp」などの2D / 3Dツールと、COLLADA形式で3Dコンテンツの受け渡しも可能。

「Poser Pro 2012」日本語版スクリーンショット

システム要件は、WindowsがXP / Vista / 7で、Mac OS Xが10.5~10.8に対応。いずれも64ビットに完全対応し、Mac版およびWindows版の両ユーザーが無制限に割り当て可能なシステムメモリと64ビットハードウェアの処理能力をフルに活用できるとのこと。