シマンテックは8月8日、同社の提供するエンドポイントセキュリティソリューション「Symantec Endpoint Protection 12」が徳島大学に採用されたことを発表した。

Symantec Endpoint Protectionは、法人向けの包括的なセキュリティ対策ソフトウェア。最新版となるバージョン12では、インターネット上のプログラムファイルの普及度などをチェックできる「シマンテックインサイト」が搭載され、未知のセキュリティ脅威に対する防御力が上がっている。また、スキャンスピードの向上と消費メモリの低減により、旧バージョンよりも高いパフォーマンスを実現しているという。

大学機関は国公立の研究所や民間企業から委託を受けて研究活動をすることがあり、情報セキュリティ対策は重要な問題となっている。徳島大学には約2500名の職員と約7800名の学生が在籍し、情報システムや関連機器を各部門が個別に運用しているためセキュリティレベルの統一が難しかったという。そのような状況のなか、大学全体での情報システムの管理・統制を目的として、同大学にSymantec Endpoint Protection 12が導入された。なおSymantec Endpoint Protectionは、アカデミックサブスクリプションによって、学生個人が所有するPCについても一括で保護・管理できる。

Symantec Endpoint Protectionの製品イメージ(製品カタログより)

同大学は今後、大学生協などと連携しながら、全学生に対して1人1台まで、Symantec Endpoint Protectionをインストールできる体制を整えるという。