ANAグループの国際物流会社OCSは7月5日、日本アイ・ビー・エムの協力の下、OCSの主力事業である国際航空貨物業務における営業、物流、カスタマー・サービス管理を対象にした基幹物流システム「WiLL」を構築し、4月2日より稼働を開始していると発表した。

OCSでは、顧客支援や物流業務をサポートする複数のシステムが個別に構築されていたが、新システムの稼働により、営業管理、物流管理、輸出入通関システムとの連携、カスタマー・サービス管理を、統合された情報をもとにできるようになった。

WiLLは、IBMがグローバルで運輸事業に提供してきたシステム導入のノウハウを活用し、カスタム開発で構築された。このノウハウは「Air Freight and Forwarding Delivery Model(以下、AFDM)」としてテンプレート化されているが、AFDMは物流業務における標準的な作業プロセスやシステム連携を定義しており、要件定義の期間短縮や品質向上が見込まれる。