ヤッパは7月2日、スマートフォンやタブレット端末向けの次世代雑誌配信技術「MAGA+ (マガプラス)」を公開したことを発表した。

同社はこれまで、誌面レイアウトを崩さずに電子書籍化できる雑誌配信技術を提供し、マガストアや主婦の友社書店、学研電子ストアなどの電子雑誌書店で利用されてきた。

今回公開されたMAGA+は、自動的に誌面をスマートフォンやタブレット端末で読みやすいレイアウトに再構成する機能を持っている。利用デバイスにあわせてレイアウトが最適化されることで、長文の内容でも読みやすくなり、スマートフォンでストレスなく雑誌コンテンツを楽しむことができるという。

MAGA+での誌面表示イメージ

すでに日経BP社、学研パブリッシング、ダイヤモンド社、東洋経済新報社などがMAGA+の採用を決めており、順次対応アプリが公開される予定。また、7月4日から開催される国際電子出版EXPOにおいて、実機を用いて同技術のデモンストレーションを行うとしている。