A next generation web framework for the Perl programming language.

6月25日(米国時間)、Mojoliciousの最新版「Mojolicious 3.0 」が公開された。Mojoliciousは、Perlで開発されたリアルタイムWebアプリケーションフレームワーク。開発者はWebアプリケーションフレークワーク「Catalyst」のSebastian Riedel氏。Catalystをベースにしており、Artistic License 2.0のもとオープンソースで公開されている。

Mojoliciousは、マイクロWebフレームワークやオブジェクト指向のPerl API、HTTP 1.1/WebSocketのクライアント/サーバ実装、ビルトインのノンブロッキングI/OWebサーバなどを提供する次世代Webフレームワーク。

Mojolicious 3.0は、拡張の容易性や初心者が取り組みやすいようにといった点に配慮して開発されたバージョンで、IPv6およびTLSサポートの大幅な改善やコマンドシステムの刷新、CPAN用コマンドの改良、JSONの機能強化などが行われている。また、「Page not found」ページや「Server Error」ページの表示変更、WebSockets(RFC6455)の完全準拠などさまざまな変更も加えられている。

MojoliciousのソースコードはGitHubで確認でき、Mojolicious 3.0はプロジェクトページより取得できる。