日本サムスンは、電球1個分の電力で使える32型の液晶イーゼル看板「店舗の力(テンポのチカラ)」を7月2日に発売すると発表した。すでに発売されている40型に続き、縦1,920ドット×横1,080ドットの解像度はそのままに32型サイズ(TB32B)を新たに追加。折りたたみが可能なイーゼルスタンドで縦に設置した場合はW430.2×H1200×D423mmで、液晶は29.9mの薄さを実現した。重量は本体6.5kgで1人でも持ち運び可能。価格はオープン。

液晶イーゼル看板「店舗の力(テンポのチカラ)」

導入例。(左)大日本印刷とDNPエス・ピー・テックが「店舗の力」を組み込んだ派生製品、(右)三菱地所ビルマネジメント

製品に搭載されている機能は、内蔵メディアプレーヤー(動画、静止画、フラッシュアニメ対応)、内蔵ステレオスピーカー、リモコン操作、デジタルエフェクト機能、スケジューリング機能。電源コードにつなぎ、USBメモリを挿すだけで自動で再生される。また、コンテンツの切り替えはリモコンで操作できるほか、ランダム再生やコンテンツファイルごとの再生開始・終了時間をスケジュール設定することが可能だ。再生ファイルは、静止画(JPG)、動画、Flashムービー、音声ファイル等で、専用ソフトウェアは不要。LEDバックライト搭載により、標準時で58Wと電球1個分の電力で賄うことができる。