東日本大震災の被災地支援プロジェクト「kizunaworld.org」は、新たな作品を発表した。

「kizunaworld.org」Webサイト

「kizunaworld.org」は、坂本龍一と平野友康が発起人となったプロジェクト。坂本龍一を始めとするアーティストらの作品を通じて、東日本大震災の被災地支援のための寄付を募っている。

同プロジェクトの趣旨に賛同するアーティストたちの作品を毎月発表しており、今月は彫刻家である名和晃平のドローイング作品「Dot Synthesis」の世界観を映像化した作品が公開された。この映像には、坂本龍一が楽曲を書き下ろしている。

ひとつの作品に対して、1口(1,000円)から寄付を受け付ける。映像作品のダイジェスト版がYouTubeにて公開されており、フルバージョンを購入することで寄付ができるという仕組みになっている。

集まった寄付金の全額(決済手数料を除く)は、被災地で「いま必要な支援」として《医療》・《こども》・《食料》・《住宅》・《エネルギー》の分野を代表する5つの支援団体に対して均等に分割し、四半期ごとに寄付を行っているという。

今回発表された作品の詳細については、同プロジェクトWebサイトを参照してほしい。