Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed. |
Googleは7日(米国時間)、The Chromium Blogにおいてx86アーキテクチャのWindows 8環境で動作するChromeの提供を開始すると発表した。Googleでは今年の3月より、Windows 8のMetroスタイルのデスクトップ環境およびクラシック環境で動作するChromeの開発を行っていた。
発表によると、次回公開されるDevチャンネルのChromeは、Windows 8 Release Preview環境下でMetroモードのChromeとして動作するとしている。ただし、動作にはChromeを標準のブラウザとして設定する必要がある。
リリース予定のMetro版Chromeでは、charmsやsnap viewといったWindows 8の基本的なシステム機能との統合が含まれているという。また、今後数ヵ月をかけてMetro環境でのユーザインタフェースをスムージングアウトし、タッチサポートの改善を行なっていくとしている。
なお、ChromeはWindows RT(ARM版Windows 8)では実行できない。これはFirefoxが発表した問題と同じで、MicrosoftがWindows RT環境ではInternet Explorer以外のブラウザに機能の使用を許可していないためである。