日本インターネットポイント協議会(JIPC)は6月8日、消費者保護を強化する目的で、インターネットポイント・サービスの運営ガイドラインを修正し、不正アクセス対策に関する項目を追加した。JIPCは、インターネット上でポイントを使ったマーケティングを行う19社で構成される組織。

今回のガイドライン修正は、一部のポイントサイトにおいて、なりすましによる不正アクセスが発生したことを受けて実施されたもの。ガイドラインにはWebサイトの健全化に関する項目が加えられ、ログインやポイント利用の際に、ID・パスワードによる認証以外の手法を用いてセキュリティーレベルを高めることが義務づけられた。

ガイドライン追加項目

JIPCは不正アクセス対策として、参加企業によるガイドライン遵守に加え、ユーザーに向けて定期的なパスワード変更の呼びかけを継続的に実施するとしている。