文科省、脚本家になって演劇のシーンを作れる「演劇メーカー」をWeb公開

文部科学省は5月31日、コミュニケーション教育への理解や関心を深めるための子ども向けWebサイト「演劇メーカー」を公開した。

同サイトでは、ユーザーが脚本の一部を書いて映像を選び、演劇のワンシーンを動画として作成できる。ユーザー同士のコミュニケーション機能も備え、自分の作品を友人に教えたり、FacebookやTwitterなどで共有したりすることも可能。他ユーザーの作品を評価するシステムもあり、ユーザーからの評価が高い作品は「みんなの作品一覧」のページで上位掲載される。

同サイトはコミュニケーション教育推進会議の座長でもある劇作家の平田オリザさんが監修を務めており、子どもたちが脚本家・演出家になって演劇を作ることで、創造性や表現力をはぐくむコミュニケーション教育に対する理解を深める狙いがあるという。

同省はこれまでにも「深海ワンダー」「宇宙ワンダー」「プログラミン」などの子ども向け特設サイトを公開しているが、教育分野をテーマにした特設サイトは今回が初となる。