インターネットイニシアティブ(IIJ)は、iPadを活用したPOSシステムをクラウド型で提供する「IIJ Smart POSサービスblank」を7月1日より提供開始すると発表した。
IIJ Smart POSサービスは、流通小売業向けに、店舗に設置するPOS端末から、精算・売上管理・在庫管理などの店舗管理機能や、会員管理・販売促進などの顧客管理機能までをトータルに提供するクラウド型のPOSサービス。全店舗の売上高・在庫状況をリアルタイムに把握できるほか、売れ筋商品などの分析、入出庫処理、棚卸処理などの管理機能を利用できる。
さらに、会員情報の集計・分析機能や、オンラインクーポン発行・メールマガジン配信等の販促機能も提供する。
本サービスは、POS端末としてiPadを提供し、動作確認済みのバーコードスキャナ・キャッシュドロアー・レシートプリンタなどの周辺機器も一元的に提供する。また、IIJ独自の端末管理システムにより、最新のアプリケーションを配信することができ、万が一POS端末が盗難された場合には遠隔でデータを消去したり、端末の利用をロックすることができる。
初期費用は、センターセットアップ費用が8万円、端末登録費用が1万5,000円/台。月額費用は基本サービス利用料が2万円/台。
端末費用及び周辺機器は、iPad Wi-Fiモデル 16GBが4万700円/台、キャッシュドロアー が1万9,000円/台、レシートプリンタが4万円/台、無線LANルータが2万円/台。