ヤマト運輸は5月16日、クロネコメール便のサイズをA4サイズに一本化すると発表した。

クロネコメール便は、冊子など厚さ2cm以下の薄い荷物を、配送先の郵便受けに投函することを基本とするサービス。これまではA4サイズとB4サイズでサービスを提供してきたが、B4サイズは多くの場合、郵便受けに入りにくく、無理に投函すると荷物が歪んでしまったり、他の投函物が入らなくなったりといったケースが多発したという。

郵便受けに入らない場合は手渡しとなるが、配送先が不在だと再配達となって荷物が届くまで余分に時間がかかってしまうといった現状から、サービスの品質維持のために6月30日をもってクロネコメール便のB4サイズの取り扱いを終えることが決まったという。

なお、2011年度実績におけるクロネコメール便B4サイズの取り扱い量は全体の1%未満とのこと。

取扱い終了商品

6月30日に取扱い終了となるサービスは、クロネコメール便B4サイズ / クロネコメール便速達サービスB4サイズ / クロネコメール便特定受取人払いB4サイズの3つ。一本化されたA4サイズは、A4判の用紙が入る角2封筒の大きさまで対応する。